ふらっと気ままな 会社の数字

安定した経営をしたい人のために向けた発信する会社の数字あれこれです。

経理部門は儲けを生まない。

こんにちは!

ほたかです。

 

『決算書を眺めたって儲からない。』

『会社の数字が分かったって儲からない。』

『一軒でも多く営業をした方がいい。』

『会計事務所に任せてある。』

 

よく経営者の方が口にする言葉です。

営業や製造に比べると、会社の数字に関することとなると、どうしても二の次、三の次という意識の経営者が非常に多いです。

 

 

起業したて、あるいは企業を考えている経営者にも多くいます。

『どこか、安くやってくれる会計事務所はない??』

 

 

まるで盲腸のような扱いです(笑)

 

中小企業では、経理、会計、記帳、財務、これらの言葉は同義語として使われることが多いので、ここでもその様な意識で読んでいただければと思います。

 

 

さて、そんな盲腸君ですが、

今までに一人だけ次のような社長さんに会いました。

 

 

年商5億円位の製造業の三代目社長です。

よく見かける町の中小企業を想像してもらえたらいいと思います。

 

この社長が会社に入社した時に最初にした仕事は何だと思いますか??

 

 

 

 

 

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経理の仕事です。

 

びっくりしました。

しかも、手書で帳面を書いていたそうです。

最初に会社の金の流れを叩きこまれたそうです。

 

経理担当者や会計事務所から報告を受けるとより、自分で帳面を作成していけばより深く会社の状態を知ることができるのは間違いありません。ドストライク。超、王道です。一番確かな理解の方法です。しかも、手書き・・・。これ以上ない学習方法です。

 

こんな社長がいるんだなぁとびっくりしました。

 

よく、奥さんが会社の数字を把握していて、社長の手綱をしっかり握っているという中小企業はお目にかかりますが、社長自らが経理を経験してきたというのは、僕の中では初めてでした。

 

当時、後継者として指名している社員(親族外)を経理に異動させて、銀行対応、資金繰りなども行わせている状態でした。

 

もし、自分の経験した経理という仕事が、人任せでいいような仕事だと感じていたら、今の後継者には経理の仕事はさせないでしょう。

あえて自分の時と同じように、経理の仕事をさせているということは、社長になるための必須能力で、しかもそれが有効だと感じているからにほかなりません。

わざわざ、無駄なもの、遠回りになるようなものをさせるはずがありません。

 

 

いかがでしたか?

 

★起業をするなら自分で経理を行う。

★後継者がいるなら今のうちに経理の仕事をさせる。

★現役バリバリの社長で、今更経理業務なんてという社長なら、せめて元帳には目を通すようにする。

 

 

あなたの会社も良い変化が起こりますよ!!

2つ目が一番簡単かもしれませんね。

『おい!今日からお前が経理をやれ!』と言えばいいだけですから(笑)

 

 少しでも、マインドが変わったら嬉しいです(^O^)