ふらっと気ままな 会社の数字

安定した経営をしたい人のために向けた発信する会社の数字あれこれです。

不動産投資会社からの連絡

こんにちは!

ほたかです。

 

先週、東京の某不動産投資会社から営業を受けたときのことを話したいと思います。

 

不動産に興味は全くないと伝えて何回も断っていたのですが、あんまりしつこいんでまぁ会ってみるかとということで了承の返事をしました。

 

日時と場所を決めて電話を切って30秒後くらいだったでしょうか。また、電話がかかってきて、資料を用意するので年齢と年収を教えてくれとの折り返し電話でした。おぉ・・・なんだなんだ??とこの時点で少し引き気味です(^-^; 今思えば、何故唐突にそんなことを聞くのか理由というか説明がなかったですね。

 

翌日、某所で会いました。

彼らすごいです。

お客様にちょうどいい物件です。と言って、3000万円くらいの東京の1Kか1DKの物件を紹介してきました。なんか1万円儲かるらしいです。

 

えっと・・・

服でも売りに来ているんですかね(^-^;

初対面で、もう成約しようといわんばかりの勢いです。

全然、外堀を埋めないんです。ヒアリングとか要望とかニーズとか聞かないんです。

しかも選択肢が一択です。

まぁ僕の財力から目ぼしいのはこれだけだったんでしょうが(笑)

 

少なくても、何かと比較して魅力的であるとかってアプローチしないのかなぁと思いました。投資と言えば、不動産だけではないわけで、何故今不動産なのか?株、金、債券、投資信託、FX、仮想通貨等々他にもいくらでもあるわけです。

不動産好きな人もいますから、それはそれでいいと思うんですが、興味が無いといっている人間に、不動産投資の魅力を伝えずに用意してきた商品をいきなり目の前に出してさぁどうですか?は、ちょっと無理があるよなぁと思いました。

 

 

この辺をどう思ってるのか聞いてみたかったので、ちょっと質問してみたんです。

それから以下の様な会話になりました。

 

『投資って、債券とかもありますよね?どうして、比較的安全な債券を飛ばしていきなり不動産になるんですか?』

『債券ですか・・・』

『もし投資を進められても、僕は不動産じゃなくて債券で運用しますよ。』

『 ・・・ 今後も不動産に興味ありませんか?』

『ないです。』

『ずっとですか?将来気が変わることは?』

『ないです。』

『奥様はご興味ありませんか?』

『ないです。』

 

最後は沈黙でした(^-^;

もう、僕から話すことは何もないので、じぃ~と座っているだけになりました。

向こうももう術がなくなったのだと思います。これにて営業終了となりました。

 

 

これは、すごくいい勉強になりました。

このやりとりの特徴は次の通りです。

 

全然、相手のニーズ・バックグラウンドを聞きだしていない。

商品のリスクについて説明していない。

商品のいいことしか言わない。

優位性の説明が無い。

何より初対面で高額商品をいきなり勧めてきた性急さ。

 

 

 

これちょっと話がTPOに合わないかもしれませんけど、

合コンの最中に付き合ってて迫っているようなもんですよね。

 

ドン引きです・・・

こんなの仮にいいなと思っていても、この性急さでアウトですよね。

 

普通、合コンの場では話や価値観が合いそうかという判断をしていると思います。

それでファーストインプレッションが良かったら、連絡先を交換して次回につなげるという事をしますよね。いきなり、そんなにガツガツいきません。それを数回して、付き合うかどうか決めます。ましてや、結婚となるとさらに長い時間を使って決めるはずです。

 

たまには営業されるのも気づきが得られていいですね(笑)