決算書はパズルだ!!
こんにちは!
ほたかです。
個人的なことですが、
僕の名刺の背景はパズルになってます。
決算書は数字じゃないよ!
パズルなんだよ!
という思いを込めて作りました。
今回は、その決算書はパズルなんだよ!ということを熱く語ってみたいと思います(^O^)
数字が苦手とされている方の心が少しでも晴れたらなと思います。
それでは、早速と行きたいところですが、 ちょっとその前に・・・
新聞ってどうやって読んでいますか?
一字一句読んでいますか?
ほとんどの人が、パッとかたまりで文章を拾いながら、読み進めていると思います。
極端な場合、見出しを読んで文章はサラ~と読んでいる場合もありますよね。それでも記事の意図は伝わりますよね。
では、、、
英文はどうやって読んでいますか?(読んでいましたか?)
僕は、単語・単語を読んでいました(^-^;
下手をしたら、単語のスペルを読んでいました・・・
途中で、この『in』とあの『into』はどう違うんだ?
とかもういろんなことに突っかかりながら勉強をしていました。
超超、英語アレルギーでした。
そして、英語コンプレックスの塊になりました。
今でも、英字を見ると頭痛がします。
英語が苦手だった人にはお分かりいただけると思います(笑)
それでは、
決算書ってどんな風に読んでいますか?
前置きが長くなりました。
それでは、決算書はどんな風に読んでいますか?
新聞でも眺めるようにふわぁと読んでいますか?
それとも、英文を読む時の僕の様に、
力を入れて目を凝らして読んでいますか?
数字アレルギーの人は、もうただの数字の塊りにしか見えませんよね(^-^;
だから、何なんだっ!? という気持ちにもなるかもしれません。
でも意外と決算書の切り口はそんなに多くありません。
だから、決算書を嫌いにならないでくださいm(__)m
お客様によく伝えていますが、子供の時に自転車の練習をした時と同じくらいの努力で身につきます(^o^) 是非、頑張って乗り越えましょう。
決算書はどんなパズル??
で、決算書はどんなパズルかというと、
★売上
★経費
★利益
★資産
★負債
★純資産
この6つのピースしかないパズルです。
しかし、この6つのピースの大きさは、常に変化しています。
正常に変化していれば問題ないのですが、いびつに変化していれば対策をとる必要が出てきます。このかたちがいびつになることを業績悪化、債務超過、倒産等といいます。
黒字倒産なんていうのは、このいびつさが倒産という最悪の状態に至った最たるものです。利益は出ていたのに倒産という事は、売上、経費、利益のピースは良かったのでしょう。ところが資産、負債、純資産のピースに問題があった。決済のための現金不足、回収の滞った売上債権、過大債務などにより倒産に至ったということです。
この様な状況にならないために、各ピースの変化を総合的に見極めて、常に適正・正常な状態であるように対策をとるのが経営者の役割の一つになります。
具体的にどういうことかイメージしてみると次の通りです。
売上が増大し、経費が削減された。 ⇒ 利益が増えた。OK。
資産が増大したが、負債も増大した。 ⇒ 自己資本比率低下。大丈夫か?
利益が増大したが、現金は増加せず。 ⇒ 売上債権の回収は大丈夫か?
などなど。
こんな風に現状の会社を確認し、社内で対応できるのであれば課題に取り組み、必要に応じて、外部から専門家を招集して課題解決に取り組むという事になります。
いかかでしたでしょうか?
6つのピースの変化について理解できるようになると、会社の状況がいい方向に行っているのか、問題があるとしたらどのピースに問題があるのかが分かるようになります。そうすると取り組むべき方向がはっきりしてきます。
〇〇率という財務分析の指標が沢山あります。決算書にも沢山の勘定科目と数字が並んでいます。ここからもいろんな情報が拾えることは否定しません。ただ、数字に苦手意識のある方は、この6つのピースの変化を意識してみることで今までとは違った景色が見えてくると思います。